岸田農園は現在メロンに一番力をいれています!
毎年多くの方に支持される人気のメロンづくりは、この時期からはじまるのです。
今回はメロンづくりの最初の一歩であるメロンの播種について紹介します。岸田農園に本格的な春の訪れを告げる作業を皆さんに少しでも知っていただければ幸いです。
メロンの播種とは?
メロンの播種は簡単に説明すると、メロンの種まきです。メロンの実がなる大切な苗を作るために、岸田農園はこの時期から種をまき、苗を育てるのです。
北海道は5月になるまで、夜は寒い時期が続きます。そのためハウスの中では家の中と同じようにストーブを焚き、苗が育ちやすい環境を作っています!
なぜ2種類の種をまく?
岸田農園では昨年からメロンの接木をはじめました。接木とは2種類の苗を人の手で一つにし、病気に強い苗を作ることです。
そのため種まきの際も2種類の種を用意し、タイミングを合わせて2種類の芽を育てていくのです。
種まきをした種は1週間後には成長し、接木をすることで一つの強い苗として生まれ変わるのです!
種まきの様子
種まきは苗箱を使用し、向きをそろえて種を植えていきます。メロンの種は向きを揃えなければ均等に苗が育たなくなってしまうため、きれいに向きを揃えて育てていきます。
植えた苗はしっかりと土をかけ、暖かいマットの上で管理します。
メロンの苗を管理する苗床では常に30度前後の温度管理を行っているため、早いものでは2日ほどで芽がでてくるのですよ!
美味しいメロンの原点はここにあり!
3月の半ばに植えた苗は、これから暖かいハウスの中ですくすくと成長し、夏にかけて大きく成長し、皆さんの手元に届くメロンの実がなります。
岸田農園では、今後もこのメロンの種がどう成長していくのかを節目ごとに紹介していきます。
美味しいメロンがどのように育っていくのか、皆さんも一緒に見守っていただければ嬉しいです!