こんばんは!

 

岸田農園の2017年、メロンの生育状況の報告です^o^

今年はメロンの生産量を昨年の1.5倍にしました。

 

たくさんの皆様のお蔭で増産することになりました。

本当にありがとうございます。

 

そしてメロンの生育状況をご紹介します!

現在のメロンの進行状況は第1回目、2回目の播種を終え、

第1回目の接木作業、鉢上げが終了した段階です。

約2週間後には定植が待っています!

メロンはしっかりと成長を続けていますよ~(笑)

 

メロンの播種

メロンの播種1回目の様子を紹介します。

まず初期段階のメロンの相棒はこのポットエースです。

栄養十分なこの土がメロンの成長を手助けしてくれます。

メロンを播種するにあたって必須アイテムです^o^

使用数日前から温めておき、

播種時にメロンの種がびっくりしないように下準備です。

 

播種前のメロンの種はぬるま湯に浸し、水分を浸透させておきます。

この作業を行う事で播種率が大きく違ってくるのです。

大事なポイントですね!

 

準備が整い、いよいよ播種!

均一に敷いた土の上に、メロンの種の方向を合わせて、播種の開始です。

岸田農園ではパレット1つに77粒のメロンを播種します。

 

播種後はしっかりと土の高さを均一になるよう覆土し、メロンの播種終了です。

最後にたっぷりのぬるま湯をかけます。

ここでもメロンさんがびっくりしないよう、ぬるま湯がポイントです。

仕上げは電熱マットの上でぬくぬくとメロンの芽が出るまで管理です。

芽が出るまでは、なるべく地温を30℃程度になるよう管理しましょう。

気温が低い夜にはストーブを焚いて温め、地温をキープするのです。

 

3日後・・・

写真中央にプツッと芽が出てきましたね♪

 

その数日後。

メロンは一気に成長し、双葉が開きます。

播種から5日ぐらいでここまでメロンは成長するのです!

 

メロン接木作業

メロン播種から10日後。

接木作業の始まりです。

接木作業とは2つのメロンを合体させる作業。

1つは本来育てるメロン。

1つは根の力が強いメロン。

この2つを合体させるのが接木作業です。

合体させるメリットは美味しいメロンをより美味しくするため。

本来育てるメロンが美味しいメロン。

しかしこの美味しいメロンは根の力はそこそこなのです。

ここに根が強く、地中でたくさんの水分と栄養を集めてくれるメロンを合体させることで、

美味しいメロンがさらに美味しくなるのです。

当然、台木となるメロンの芽は摘み、根だけを活かします。

これで美味しいメロンを作る苗が根も強くなれるわけです^0^

 

接木作業はカミソリで茎を半分切り繋ぐという、細かな作業。

犠牲者を出しながらも作業を進めます^^;

(茎を半分切る)

(台木とメロンを合体、最後はクリップで止めます)

(ポットに移し替え、電熱線の上に並べ管理です)

 

この接木したメロンの苗たち。

何人が生き残るかドキドキです・・・

しっかりくっつく苗もありますが、

離れてしまう苗や死んでしまう苗もあります。

どうか生存率が高いことを祈りたいです^^;

結果は10日後。

クリップを外した時にどうなっているか。

緊張の瞬間ですね!

それまでは温度管理に気を付けメロンの成長を見守ります♪

 

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