岸田農園では2019年シーズンからミニトマトを作ることになりました。

っといっても普通にミニトマトを作るだけでは面白くないと考えるのが岸田農園です・・。笑

今回は3月から岸田農園に復帰した僕にとっては初仕事ともいえる、ウィズワンの研修会の模様をお伝えします。

2019年の初仕事は座学!?

2月末当麻農業改良普及センターでミニトマトの栽培方法ウィズワンについての研修会が開催されました。

今年ミニトマトの栽培に大きく携わることになる僕にとって、絶対参加しなければならない大切な仕事・・。

ということで3月の復帰を前に一足早く岸田農園の方々と一緒に研修会に参加させていただきました。

去年一年間お仕事をさせていただきましたが、農業関係の研修会に参加するのは実ははじめて・・。

実際会場につくと上川町はもちろん、当麻、鷹栖など、旭川近郊の多くの生産者が続々と集まってきており、その規模の大きさにまずはびっくりさせられました。

ウィズワンって何?

ウィズワンは田植えが終わったあとの水稲ハウスなどを利用して簡単にできるミニトマトの栽培方法の一つ。

発泡スチロールの栽培槽を利用することで、ハウスの圃場に影響を与えずミニトマトが栽培できるため、近年注目を集めている栽培方法です。

研修会に参加している生産者の中には既に鷹栖町などで導入している方も何名かおられ、初期投資にやや費用がかかるものの、水稲ハウスを有効活用しながら、新しい作物を育てられるという非常に画期的なシステムだという話でした。

研修会に参加してみて・・。

僕は今回人生ではじめて農業関係の研修会に参加させていただきました。

専門用語なども多々あったものの、ウィズワンのシステムやメリット、注意点などについてははじめて話を聞いた僕でもしっかりと理解できるお話ばかりでした。

岸田農園は既にウィズワンのシステムを導入することが決まっているため、研修に参加した上で導入の検討するという話ではありませんが、参加することでよりミニトマトの栽培についてのイメージが固まった印象でした。

また僕が一番驚いた点は熱意をもった生産者の方がたくさん参加されていたということでした。

参加者の質問に対して担当者だけでなく、実際に現場でウィズワンを導入している生産者の方が任意で回答をしてくれるなど、より具体的な話を聞きたい僕らにとっては非常に大切な話ばかりでした。

参加者の方もそれぞれのプレゼンが終了するたびに多数の質問が飛び交っており、農業ということに対して熱い気持ちをもって取り組む人は上川管内にもたくさんいるのだなということを感じさせられた一日でした。

ウィズワンへの挑戦!

岸田農園では今年田植え後の水稲ハウスを利用しウィズワンの栽培方法でミニトマトを作ります。

はじめての挑戦であるため研修で聞いた話以外にもさまざまな苦難が待ち受けていることは簡単に想像できますが、美味しいミニトマトをたくさん作れるように農園一同で頑張っていきたいです。

またウィズワンはミニトマトだけでなく、さまざまな作物に応用できるという点も研修会で聞くことができました。

ミニトマトのウィズワンでの栽培の経験を糧に将来的にはさまざまな作物の栽培に活用できるのも楽しみですね。

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