はじめまして。
今年の3月から岸田農園のお世話になっている森田です。
はじめての本格的な農業ということで、楽しみも不安もあった1か月でしたが、おかげさまで非常に充実した毎日を過ごさせていただいています。
今日はそんな岸田農園の仕事を1か月働いてみた体験談を書いていきます。
入社して最初の仕事は雪はね!
今年の3月から岸田農園で働くことになり、本格的な農業の知識や経験のなかった僕でしたが、皆さんに暖かく受け入れていただき、楽しい仕事はじめになりました。
農家の仕事は夏が忙しいというイメージがありましたが、雪の残る3月からハードワークが待っていました!
岸田農園では、米やメロンを育てるハウスを建てるために、2月の半ばからハウスの雪はねを行っています。
基本的には除雪機での作業ですが、ハウスの枠に近い部分は手作業での除雪になるため、僕もスコップを握りしめ、雪をひたすらかきだしました。
自宅の雪はねは北海道の方は誰もが一度は経験したことがある作業ですが、1日中雪はねをすると全身へとへとになってしまいます。笑
しかし冬の間になまった体を呼び起こすためにはちょうど良い作業でした!
はじめての木こり体験!
岸田農園で田んぼに飛び出した木の枝を切るために木こりを行います。
僕は最大5メートルまで伸びるノコギリを使い、すべて手作業で邪魔な枝を切り落としました。
農家で働けばはじめての経験はたくさんあるとは思っていたのですが、まさか木こりをすることになるとは思いませんでした・・。笑
慣れないノコギリの作業に最初は戸惑いを隠せませんでしたが、1日終えると意外と作業に慣れている自分がいました・・。笑
最終日にはノコギリで枝を切り落とすことに楽しさを感じるようになり、大きな枝を切り落とした後には達成感も感じるようになりました!
これぞ農家の仕事!メロンの接木
ハウスの雪が完全に溶け始める3月の後半からはメロンの苗を育てる仕事がはじまりました。
ハウスの中にメロン用の暖かい苗床を作り、メロンの種を播種する。僕が想像していた農家の仕事が本格的にはじまりました。
中でもメロンの接木は、強い苗を作るために二つの苗をくっつけるという苗つくりにとって非常に大切な作業の一つ。
一歩間違えると大切な苗をダメにしてしまう、繊細な作業であるためはじめる前から不安もありましたが、岸田農園の皆さんに一からしっかりとレクチャーしてもらい、接木のコツをつかむことができました。
しかし接木はその場でくっついていても、10日後にクリップを外すまでは成功しているかわからないのです。
そしていよいよクリップを外す10日後・・。
僕の接木した苗は、どれも元気に一つの苗として成長しており、しっかりと教わった接木を成功させることができました。
自分が手を加えた苗がこれからすくすく育ち、美味しいメロンがなることを想像するとこれからがとても楽しみです!
岸田農園での1か月
岸田農園の皆さんは経験がなにもない僕にも毎日新しい仕事をたくさん任せてくれています。
はじめての作業で戸惑うことも多いですが、毎日の仕事の中で農家の仕事の流れを少しずつわかってくる感覚は実際に農業をしてみないとわからないことです。
これからは種まき、田植え、定植など、本格的に忙しい時期になってくるため大変なこともたくさんあると思いますが、ここでしか感じることのできない貴重な経験を少しでも多く身につけられるように精一杯頑張っていきたいと思います!
農業に興味がある方はもちろんですが、農業経験が全く無い方もぜひ岸田農園で一緒に農業をしてみませんか?
きっと今までにない新鮮な毎日が待ってるはずです!
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