北海道でのリアルな農業をお伝えします→@kishidanouen
北海道、岸田農園です
昨日はJICA現地視察の受け入れがありました
世界7カ国の要人たちが、母国の水田用水問題を解決すべく、遥々日本へやってきて研修をする
そんな研修です
東南アジア各国、アフリカ各国の方々が訪れ、
『農民主体型用水管理システム』を学ぶものです
簡単に説明すると、
日本は水田に使う水を農家主体で立ち上げた団体である
『土地改良区』
という組織が水を管理し、川から用水に水を引っ張って水田に使用される水を滞りなく通水しています。
農家たちはそこに賦課金という水の使用料を払い、組織が成り立ち、水は安定供給されるという仕組みになっています
しかしJICA研修に参加した国々では政府(国)が水を管理していたり、満足な水を得られていない国などが現実であり、農家が自分たちで使う水を自分たちで管理していることは、画期的な事なのです。
やはり政府が国費を使用して通水するのと農家主体組織が通水するには大きな違いがあり、とてもすごいことなんだとおっしゃっておられました
当たり前に水を使えることの素晴らしさを再確認
そしてそんな重要な研修先で弊社にお越しになられて、本当にありがたいことと思います
真面目な話もしつつ、笑いも含めながら、様々な国の人たちと関われたこと、とても勉強になりました
良き体験に感謝です

